学会誌投稿文の執筆に関する注意事項

1.投稿原稿の表紙

  1. ) 投稿区分(原著,短報等),論文の和文および英文タイトル,そして全ての著者の氏名をフルネームで和文と英語表記に分けて記載する。責任著者の氏名の右肩にはダガー(†)を付ける。また,各著者の電子メールアドレスを記載する。
  2. ) 各著者が所属する機関の一覧(名称,住所)を和文と英語表記に分けて記載し,冒頭に通し番号を付ける。各著者の氏名末尾には所属する機関の番号を上付き文字1, 2, 3…を付して示す。
  3. ) 英文投稿原稿の場合も和文の表題,著者名,所属,要旨等を併せて提出する。

2.投稿原稿の第2ページ

  1. ) 和文要旨を文字数1,000字以内で記述する。
  2. ) キーワードとして,論文の内容を的確に表現する英単語を,原著5語以内,短報3語以内で選び,小文字で表記する。単語は名詞単数形とし,略語をキーワードとして用いる場合は,スペルアウトしてカッコ内に表記する。
    例:osteosarcoma, MRI (magnetic resonance imaging), CT (computed tomography), radiotherapy

3.投稿原稿の第3ページ

  1. ) 英文要旨 (Abstract) を単語数200語以内で記述する。ただし,単語数は和文と英文要旨の内容を一致させるために規定を超えてもよい。
  2. ) 英文はネイティブ,あるいはそれに準ずる能力の者にチェックを受ける必要がある。大規模言語モデルのAI翻訳による補助を受けた場合には,その旨を明示する。

4.投稿原稿第4ページ以降(本文)

  1. ) 原稿本文は第4ページ目から記載する。本文は「はじめに」,「方法」,「結果・成績」および「考察」など適切な項目立てに基づいて記述する。英文投稿の場合は”Introduction”, “Materials and Methods”, “Results”および”Discussion”などとする。これら項目に続き,「謝辞」,「引用文献」の順に記載する。短報,総説,症例報告,技術講座,文献紹介等の原稿においては必ずしもこのような様式によらなくてもよい。
  2. ) 数字はアラビア数字を用いる。年号は西暦で統一する。
  3. ) 本文の大見出し,中見出し,小見出しはpoint systemとし,1., 1・1, 1・1・1, …などと書く。
  4. ) 単位はSI単位を使用する。例えば,度量衡の単位は, m, cm, mm, m,cm2,l,ml,kg,g,mg,g,hr,min,sec,msec,V,mV,Hz,kHz,MHzを用いる。特殊な単位を用いる場合は必ず簡単な説明を加える。
  5. ) 動植物名は片仮名で記載する。
  6. ) 引用文献はアルファベット順に配列して論文中の引用個所にその番号をつける。文中では〔1〕,〔2-5, 9〕のように引用し,本文の右肩につける。なお,「引用文献」に記載する文献は,論文中に引用されたものに限る。
  7. ) 「引用文献」の記載方法は,雑誌の場合,「著者(年号):表題,雑誌名,巻,ページ.」の順とする。単行本の場合は「著者(発行年):単行本名,版,引用したページ範囲,出版社,出版社の所在地.」の順とする。共著の場合,原則として共著者全員を記載する。

    文献記載例

    雑誌の場合
    1. Toshima, A., Fulkerson C.V., Oetelaar, G.S., Kagawa, Y., Aoki, H., Higuchi, M., Sawa, K., Kawamura, Y., Seino, K., Sugiyama, A., Otaki, S., Murakami, M.: Radiographic characteristics of canine subungual keratoacanthoma. Vet. Radiol. Ultrasound, 2022; 63, 513-517.
    2. 田川道人,新坊弦也,富張瑞樹,宮原和郎: 常電圧放射線発生装置を用いて治療した口腔内悪性黒色腫の犬の17症例. 日獣会誌,2023; 76, e55-e61.

    単行本の場合
    1. 茅沼秀樹: 犬と猫のベーシック画像診断学 腹部編,獣医放射線学教育研究会編,第1版,緑書房,東京, 2020; 16-38.
    2. Widmer, W. R., Thrall, D. E.: Thrall’s Textbook of Veterinary Diagnostic Radiology. 8th edition, Elsevier Inc., St. Louis, 2024; 119-185.
  8. ) 備考,注などは,文中の右肩に「***」をつけ,原稿当該ページの下部(フットノート)に記載する。

5.図および表

  1. ) 図および表の作成は,Microsoft Office,LaTeX等を使用して作成する。図および表の体裁は,原則,著者が整える。その際に線の太さ,文字の大きさ,配置等をよく考慮する。
  2. ) 本文中で図や表を示す際に,図は”Fig. XX”(ただし文頭では,”Figure XX”),表は”Table XX”と表記する。図および表は,それぞれ掲載する順にアラビア数字で番号を付ける。原稿中に図や表の挿入箇所を指定する。
  3. ) 投稿原稿において,図は表の後に配置する。
  4. ) 図および表のタイトルおよび説明は,和文で書かれた論文であっても英文併記する。

6.投稿原稿の形式および投稿方法

投稿原稿はファイル形式をPDFに変換した上で,電子メールの添付文書として,日本獣医画像診断学会 学術誌編集委員会事務局宛に送付する。

2025年4月1日 改訂